東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター

メンバー紹介

専門は地球化学および古環境学です。貝殻、サンゴ、魚類耳石など炭酸カルシウムの骨格の化学・同位体組成の分析を主な手法として、過去の環境変動や生物の生態を明らかにする研究を主要なテーマとして研究しています。高度な分析化学、特に局所分析を得意とし、それらの手法を多様な対象に応用することで、環境学・生態学・古生物学など幅広い分野の研究を行っています。

日本最長寿の海産二枚貝「ビノスガイ」を用いた長周期気候変動に関する研究と、ムラサキイガイを用いた超高解像度環境復元手法の開発に、最近は特に精力的に取り組んでいます。